形成外科2024年5月号
血管腫・脈管奇形の長期治療経過


ISBN
発行年 2024年
判型 B5
ページ数 128ページ
本体価格 3,300円(税抜き)
電子版 あり
医書.jp<電子版>
M2Plus<電子版>

小児を主体とした疾患群である血管腫・脈管奇形の診断と治療に,形成外科医はこれまで主導的立場で挑戦してきた。本特集では,血管腫・脈管奇形の貴重な「現時点における長期治療成績」を集めた。長きにわたり同疾患群を治療してきた専門家の経験を多くの読者で共有し,今後のさらなる治療戦略の参考にしていただきたい。

●随想
 無駄 (小久保健一) 441
●特集 高度・中等度 血管腫・脈管奇形の長期治療経過
 企画にあたって (寺師浩人) 443
 血管腫・脈管奇形の長期治療経過の総論と今後の展望(佐々木 了 ほか) 445
 プロプラノロール内服療法を行った乳児血管腫症例の中長期治療経過 (桑原広輔 ほか) 456
 血管奇形に対する硬化療法と切除術の併用における長期治療経過 (林 礼人) 465
 遊離皮弁により再建した動静脈奇形切除術の長期治療経過(岩科裕己 ほか) 476
 術後31 年に及ぶ長期経過を観察できた顔面巨大動静脈奇形の1 例 (右田 尚 ほか) 486
●コラム:編集委員長コラム[第57 回] (細川 亙) 495
●連載:私の心に残る1症例
 No.47 (加藤久和) 496
●連載:みんなで考えよう!足病カンファレンスSeason2
 アンジオサムコンセプトに基づいた足部再建術(藤井美樹) 502
●連載:だれでもわかる手の外科の基本―アンチ丸暗記・虎の巻―
 No.9 伸筋システム―正中索と側索の構造 (永竿智久) 511
●連載:形成外科NEXT―次世代の本音―
 手に職をつける (樫山和也) 520
●連載:教室だより北~南
 No.113 愛知医科大学 形成外科 (田中真美 ほか) 522
●連載:ザッツ形成外科!
 Vol.5 不安要素 (中村 優) 527
●症例
 ティッシュ・エキスパンダーを用いて葉状腫瘍切除後の乳房変形を軽減した1 例 (奥山智輝 ほか) 528
 体壁結核の1 例 (奥野友孝 ほか) 534
 白線ヘルニアの1 例 (稲田享希子 ほか) 538
◆外国文献抄訳 PRS Vol.152 No.3 (榊原俊介) 544
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