遺伝子検査技術 改訂第2版
遺伝子分析科学認定士テキスト

遺伝子検査技術 改訂第2版

編集 日本遺伝子分析科学同学院
ISBN 978-4-7719-5070-2
発行年 2016年
判型 B5
ページ数 390ページ
本体価格 5,000円(税抜き)
電子版 なし


改訂中です。改訂第3版より、遺伝子分析科学同学院でのお取り扱いになります。

分子生物学の進歩に伴うコンパニオン診断、新型出生前診断などの導入により、医療における遺伝子検査の位置づけが拡大してきた背景を盛り込み、充実を図った待望の改訂版。

認定試験受験者に対するアンケート結果を反映し、巻末にこの分野で多用されている「略語表」と「用語解説」を設け、それぞれ略語の語源、および重要な用語について解説を加えました。
また、学習者のニーズに応えるべく、初版に比べ索引を格段に充実させました。

本制度の認定試験は、遺伝子分析・関連検査に既に従事している技術者だけでなく、学生も受験できます。臨床検査を学ぶ学生、将来バイオ関連企業への就職を念頭に勉強中の学生や、これから遺伝子分析・検査に従事しようとする方々に、基本的事項の知識を整理しておくための副読本としてもお薦めです。

【基礎編】

第1章 医学的基礎知識
A.生化学
B.生理学
C.解剖学
D.免疫学
E.血液学
F.微生物学
G.薬理学
H.病理学
I.臨床病態学
J.分子生物学
K.遺伝子工学
L.人類遺伝学

第2章 遺伝子関連検査に必要な知識
A.ラボラトリーセーフティ
B.機器の取扱い
C.試薬の調製
D.検体の取扱い
E.遺伝子・染色体検査の精度管理
F.遺伝子・染色体検査に関連する法律

第3章 臨床遺伝学的検査
A.疾患関連遺伝子の同定
B.検査結果の解釈
C.検査の利用

【実践編】

第1章 遺伝子関連検査の技術
A.遺伝子関連検査の分類
B.核酸抽出
C.核酸増幅
D.検出技術
E.検査トラブルとその対策
F.動物の遺伝子解析
G.植物の遺伝子解析

第2章 遺伝学的検査の実践
A.遺伝医療
B.ウェブ上で得られる遺伝子に関連した情報
C.倫 理

第3章 遺伝子関連検査結果の評価
A.感染症
B.血液疾患
C.固形腫瘍
D.主な単一遺伝子疾患
E.生活習慣病
F.個人識別
G.再生医療

第4章 染色体検査の技術
A.構造と機能
B.分類と核型記載法
C.ヒトの染色体地図
D.動物の染色体解析
E.植物の染色体解析

第5章 染色体検査の実践
A.細胞培養法
B.標本作製
C.染色法
D.核型分析
E.蛍光 in situ ハイブリダイゼーション(FISH)法
F.マイクロアレイ染色体検査

第6章 染色体検査結果の評価
A.染色体異常の種類
B.腫瘍と染色体異常
C.環境変異原と染色体異常