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気管支喘息治療の最前線―実践的治療法とその理論的背景―

東京大学 教授
伊藤幸治 編

B5判・208頁・本体価格:6,800円・1997年
ISBN4-7719-0186-4

【書籍名】気管支喘息治療の最前線
【品番コード】00186
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要旨

気管支喘息患者および喘息死患者の増加,気管支喘息の概念の変遷から,適切な治療法の普及を目的に世界的な治療ガイドラインおよび日本のガイドラインが作 られた。本書はこれに基づき第一線の臨床家を対象として,臨床の座右に置いて分かりやすく,使いやすい治療法の本となることを目的に作成した。(序文よ り)

もくじ

I.気管支喘息の定義と臨床像…伊藤 幸治 1

1.気管支喘息患者および喘息死の増加について/1 2.気管支喘息管理ガイドラインと気管支喘息の定義の変遷について/2   3.気管支喘息の定義/2 4.臨床像/3 5.続発症/5 6.合併症/5 7.喘息の病理組織像/5 8.発作の誘因/6   9.気管支喘息の病型分類/6 10.喘息の遺伝について/12

II.気管支喘息発症の背景 14

A.気管支喘息の成立機序…森田  寛 14

1.分類/14 
2.発症機序/14

B.アレルゲン…山下 直美 19

1.アレルゲンとは/19 
2.アレルゲンの多様性/19 
3.アレルゲンの分類/20 
4.精製アレルゲン/25   
5.環境中のアレルゲン量の同定/25 
6.リコンビナントアレルゲン,アレルゲンのペプチド/26

C.気管支喘息の気道過敏性と呼吸機能…杉山 温人 29

1.気管支喘息の呼吸機能/29 
2.気道過敏性試験/34 
3.吸入標準化研究会による標準法/35 
4.アストグラフ法/37   
5.気道可逆性試験/38

D.小児喘息の成長による変化とその原因…野間  剛 40

1.Df抗原に対する免疫応答/40 
2.ダニ抗原刺激による活性化T細胞の変化/41 
3.ダニ抗原刺激によるIL-4およびIFN-γ産生の変化/42   
4.ダニ抗原刺激による炎症性サイトカインIL-1産生の変化/44

III.診断法…石井  彰 48

A.問 診 49

1.気管支喘息であることの診断/49 
2.アレルギー性であるか否か,原因抗原は何か/50 
3.喘息の原因となるアレルゲン/51

B.検査法 53

1.一般検査/53 
2.特殊検査/54 
3.アレルギー検査/55 
4.アレルゲン吸入誘発試験/60

IV.鑑別診断…鈴木  勝 61

1.上気道〜中枢気道の器質的狭窄〜閉塞/61 
2.その他のメカニズム/66

V.喘息治療薬の種類とその作用機序,適応と使い方,副作用…奥平 博一 69

1.治療薬総論/69 
2.治療薬各論/70

VI.急性発作時の治療 78

A.成 人…坂田 師通・中川 武正 78

1.ICRとJGの比較(相違点)/78 
2.家庭での対応/78 
3.一般的な発作の治療薬/79 
4.救急外来患者の治療の手順/82

B.小 児…岩崎 栄作 90

1.気管支拡張薬と抗炎症薬/90 
2.急性発作の治療手順/90 
3.β2刺激薬/91 
4.テオフィリン/96 
5.ステロイド薬静注/98   
6.イソプロテレノール持続吸入療法/99 
7.酸塩基平衡の補正と補液/100

VII.慢性喘息の管理方法 102

A.成 人…真野 健次 102

1.重症度の客観的評価(peak flowの測定)/103 
2.薬物療法/103 
3.減感作療法/112

B.小 児…古庄 巻史 115

1.気管支喘息発作の程度と重症度/115 
2.発作持続状態に対する治療/115 
3.非発作時の治療/118 
4.薬物療法の問題点/120   
5.生活環境の整備/122 
6.鍛練療法/122

VIII.特異的減感作療法と非特異的療法…高石 敏昭 126

A.特異的減感作療法 226

1.適応/126 
2.手技の実際および副作用/127 
3.有効率/128 
4.作用機序/128 
5.減感作療法の改良/129

B.非特異的療法 130

1.金療法/130 
2.ヒスタグロビン療法/131 
3.アストレメジン療法/132 
4.細菌ワクチン/133

IX.喘息死の実態とその対策…須藤 守夫 135

1.本邦における喘息死亡率の推移/135 
2.β刺激薬と喘息死/136 
3.本邦における喘息死調査の流れ/136   
4.致死的高度発作の起こり方/137 
5.喘息死の実態調査内容/138 
6.致死的高度発作を起こした因子/138   
7.人工換気例についての検討/139 
8.成人喘息死亡例および救命例のステロイド薬およびβ刺激薬MDIの使用状況/139   
9.成人喘息致死的救命例と対照喘息患者とのコントロールスタディ/140 
10.日本小児アレルギー学会・喘息死委員会調査/141   
11.喘息発作死の病理所見/141
12.喘息死の対策/142

X.特殊喘息とその治療法 146

A.アスピリン喘息…中澤 次夫 146

1.疫学/146 
2.臨床所見/146 
3.検査所見/147 
4.発症機序/148 
5.アスピリン喘息の亜型/150 
6.診断/157   
7.治療/152 
8.予防/154

B.職業性喘息…須甲 松伸・佐藤  元 157

1.職業性喘息の頻度/157 
2.職業性喘息の特徴/157 
3.職業性喘息の原因/159 
4.職業性喘息の機序/161   
5.職業性喘息の診断/162 
6.職業性喘息の予後/162 
7.職業性喘息の治療と予防/163

C.PIE症候群とアレルギー性気管支肺アスペルギルス症…滝沢  始 165

1.PIE症候群/165 
2.アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(allergic bronchopulmonary aspergillosis:ABPA)/167

XI.続発症・合併症とその対策 猪熊 茂子 173

1.発作時の合併症/173 
2.IgE増加,好酸球増多を伴う合併症/177 
3.治療による合併症/180 
4.その他/180

XII.妊娠授乳時の喘息治療…北條 貴子・大友  守・荒井 康男・佐野 靖之 182

1.妊娠と喘息/182 
2.妊娠中の喘息管理/184

索引 191

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