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ホーム > 救命・救急、ICU >実例に学ぶ重症感染症治療

救急集中治療領域と外科領域における
実例に学ぶ重症感染症治療

橋本 悟、藤田直久 監
小林敦子 編著

B5判・250頁
定価4,935円(本体4,700円+税5%)2009年
ISBN978-4-7719-0355-5

【書籍名】実例に学ぶ重症感染症治療
【品番コード】00355
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重症感染症治療の最前線で活躍する医師による診療のエッセンスや、診断から治療までのプロセスを詰め込んだ実践の書。


外科領域と集中治療部門を中心とした重症患者における感染症治療を、現場で働く医師から学び、自分たちの診療に生かせるようにしたいということで企画されました。

 

目次

I ICUの実例に学ぶ

1.心臓血管外科領域の感染症─手術部位感染症を中心に─(志馬伸朗)

ケースシナリオ
背景
心臓手術後の感染症
  1.分類/2.危険因子と予防/3.診断・治療
手術部位感染症:縦隔洞炎
  1.分類/2.起炎菌/3.危険因子/4.予防/5.診断/6.治療
手術部位感染症:臓器/体腔
  1.心内膜炎/2.人工血管感染
おわりに

2.院内肺炎(佐田 誠)

総論
  はじめに/1.院内肺炎とは/2.院内肺炎の診断/
  3.院内肺炎の治療/4.誤嚥性肺炎と人工呼吸器関連肺炎
症例1「心原性脳塞栓症治療経過中に発症したMRSA肺炎」
症例2「心臓弁置換術後に発症した人工呼吸器関連肺炎(VAP)」
症例3「小脳梗塞治療経過中に発症した院内肺炎」
おわりに

3.ARDS(小谷 透)

総論
  はじめに/1.ARDS/ALIの治療/2.人工呼吸管理
症例1「肺炎によるARDS─敗血症性ショックとともに呼吸器症状が出現した症例」
症例2「肺炎によるARDS─敗血症性ショックが先行し呼吸器症状が遅れた症例」
症例3「腹腔内感染症によるARDS」
症例4「抗菌薬の変更により軽快したARDS」
おわりに

4.細菌性髄膜炎(清水恒広)

総論
 はじめに/1.起炎菌/2.症状・所見/3.診断の流れ/
  4.エンピリックに使用する抗菌薬/5.起炎菌判明後に使用する抗菌薬/
  6.副腎皮質ステロイド薬の使用について/7.ICUでのマネジメント
症例1「肺炎球菌性髄膜炎」
症例2「髄膜炎菌性髄膜炎」
症例3「起炎菌不明の髄膜炎(副鼻腔炎からの波及?)」
症例4「MRSAシャント髄膜炎」

II 内科系の実例に学ぶ

1.市中肺炎(宮良高維)

はじめに
症例1「抗菌薬の選択、効果判定に誤りの多い典型的な治療不成功例」
症例2「温泉旅行後に発症した重症肺炎、原因菌が確定できなかった例」
症例3「肺炎球菌肺炎によるARDS症例」
症例4「重症肺炎球菌肺炎、治療経過中に菌交代が考えられた例」
症例5「画像所見が原因病原体推定に有用な例」
重症市中肺炎診療のまとめ
おわりに

2.免疫不全患者の感染症(大曲貴夫、具 芳明、岸田直樹、冲中敬二、藤田崇宏、池田宇次)

総論
  はじめに/1.好中球減少状態/2.細胞性免疫不全/
  3.液性免疫不全/4.バリア障害
症例1「白血病治療に伴う発熱性好中球減少症」
症例2「皮膚筋炎のためにステロイドを使用+担癌患者」
症例3「リンパ腫に対する骨髄移植後患者」

3.真菌感染症(高倉俊二)

総論
  はじめに/1.深在性真菌症診療のポイント/
  2.深在性カンジダ症の診断と治療/
  3.侵襲性アスペルギルス症の診断と治療/
  4.その他の深在性真菌症/ 5.各抗真菌薬の投与法/6.まとめ
症例1「乳頭部癌術後の急性化膿性胆管炎の治療中に発見された肝膿瘍を認めた」
症例2「生体肝移植後に胸部単純X線異常陰影を伴った発熱を来した」
症例3「嘔吐後の肺炎で救急受診した」

III 外科系の実例に学ぶ

1.消化器外科領域の感染症(賀川義規、清水潤三)

総論
  はじめに/1.腹腔内感染症の病因/2.腹腔内感染症の病態/
  3.腹腔内感染症の診断/4.治療
症例1「膵頭十二指腸切除後12年目に腹腔内膿瘍を来し保存的加療で軽快した例」
症例2「十二指腸潰瘍穿孔による右横隔膜下膿瘍」
症例3「肝膿瘍を合併した急性虫垂炎」
症例4「右半結腸切除術後9日目に縫合不全を起こした1例」
症例5「盲腸癌後腹膜穿通、後腹膜膿瘍に対して右半結腸切除術を施行した1例」

2.整形外科領域の感染症(小林敦子、黒川正夫)

総論
  1.整形外科感染症の特徴/2.化膿性関節炎についての一般論
症例1「左化膿性膝関節炎」
症例2「化膿性足関節炎」
症例3「左全人工膝関節置換術術後創部感染」
症例4「前十字靱帯再建術後創部感染」
症例5「化膿性脊椎炎」
おわりに

IV その他

1.抗菌薬の組織・臓器移行性(小阪直史)

総論
  はじめに/1.臓器・組織移行におけるパラメータ/
  2.組織・臓器移行性と滞留性/
  3.組織中濃度の測定の評価/4.組織移行性とPK/PDパラメータ/
  5.CLSIブレイクポイントと投与量/6.抗菌薬の一般的な臓器移行性/
  7.腫瘍への抗菌薬移行
症例1「脳膿瘍の症例」
症例2「MRSA縦隔洞炎」
症例3「再燃を繰り返した縦隔洞炎の症例」
おわりに

2.手術部位感染症の予防─SSIサーベイランスを中心に─(清水潤三)

はじめに
手術部位感染とは?
  1.SSIの定義/2.SSIの診断に困るもの/3.SSIの原因
SSIの予防
  1.術前/2.術中/3.術後
SSIサーベイランス
  1.サーベイランスの対象決定/2.サーベイランスの実施期間/
  3.収集する項目と収集方法/4.データ活用方法/
  5.対象部署の理解と協力の獲得/ 6.データ収集しケース判定を行う/
  7.感染率の算出とベンチマーキングを行う/ 8.ベースラインを明らかにする/
  9.プロセスサーベイランスを通して対策を評価する/
  10.フィードバック
おわりに

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薬物投与計画表

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