医療スタッフのためのリハビリメイク
手術では完全に治すことができない皮膚色のむらや傷跡の凸凹を隠すことから脱却してより明るく活力に満ちたメイクアップを行う,そのようなわが国におけるメイクアップセラピーの発案者の一人であるかづきれいこ氏の手法を中心に編集。
第1章 現代におけるリハビリテーションメイクアップの意義
総論―メイクアップセラピーの意義―
形成外科・美容外科とメイクアップセラピー
身体醜形恐怖および精神障害とメイクアップセラピー
顔と心にアプローチするリハビリメイク
リハビリメイクの基本概念
第2章 イクアップセラピストに必要な医学的基礎知識―形成外科を中心に―
形成外科とは何か
用語解説
マッサージと血行
第3章 基礎化粧品の素材と皮膚への作用
第4章 リハビリメイクの実際
血流マッサージ
ファンデーションの選択
基本のメイクアップ
第5章 事例
事例1 熱傷瘢痕 陳旧例
事例2 血管腫(1)顔面の単純性血管腫