楽しく学ぶ身体所見
呼吸器診療へのアプローチ　　DVD付

著者	長坂行雄
ISBN	978-4-7719-0384-5
発行年	2011年
判型	A5
ページ数	168ページ
本体価格	5,600円（税抜き）
電子版	なし

いかに素早く正確な診断に近づくか？！

基本から、臨床で見過ごしやすいポイントまで。さらに問診や生理学の知識、症例なども取り入れ、より系統的・複合的に考えるための技を公開！
さらにDVDでレクチャー！！

身体所見だけじゃない、臨床診断の秘訣。
長坂先生のわかりやすい講義ここに再現！

目次

I　診察をはじめよう

まず外見から
呼吸状態を診る
バイタルサインと呼吸・循環
脱水かうっ血か？
チアノーゼとばち指
頸静脈怒脹
発汗
頭頸部を診る
喉（口腔内）を診る
胸部を診る

II　症状を生理学から考える

息切れ
咳嗽
喀痰
側臥位と低酸素
スターリングの式

III　症例から考える

case 1　2週間以上止まらない咳嗽
case 2　ウィーズがない激しい咳嗽
case 3　喘息発作の重症度を診る
case 4　重症肺炎で比較的徐脈
case 5　息切れと微熱……肺炎か？
case 6　喘鳴を伴う呼吸困難
case 7　若い男性の急激に悪化する呼吸困難
case 8　風邪をこじらせて急性呼吸不全？
case 9　1秒量で予後が推定できます……を禁煙失敗で証明
case10　2時間続く胸痛
case11　超高齢者の呼吸困難

挿話

１　在宅酸素療法の父
２　頻脈の原因は？
３　ゆったりとした救急診療
４　HCAP
５　画像診断も大切
６　胸痛─本当に胸部疾患ですか？
７　聴診用のシャツの開発
８　聴診所見か数値か
９　ウィーズとストライダー
10　ゴロゴロ音とロンカイ
11　聴診器を当ててみよう
12　理論か経験か？
13　お風呂と飛行機と尿意