循環補助装置:The first step
麻酔科医とMEの役割
より現場に近い視点から記述し、現場で必要なものを提供!
<本書の特徴>
・麻酔科医の視点から必要とされる「循環補助」に関するデバイスを取り上げました。
・各診療部門との連携に重点を置きました。
デバイスを扱うためのモニタリングの見方と使い方が習得出来ます。
循環補助装置の目的・適応、作動原理、操作方法、作動中のモニタリングから運営上の各職種の役割まで解説。さらに、臨床現場での実際の問題点を明快に提示。
短時間での習得が可能で、教科書としても使いやすい内容となっています。
補助循環は時代と共に保守・点検・操作に高度の専門性を要するものとなり、麻酔科医に要求されるものも専門性が高くなってきた。これに伴い臨床工学技士が麻酔科医の日常臨床業務に欠くことの出来ない重要なパートナーとなったのは必然である。本書の目的は「循環補助」が必要とされる状況下で麻酔科医がその役割を果たすための基礎的な知識を提供すること、そして臨床に携わる者同士が知識を共有する意識あるいは連携の重要性を知ってもらうことであり、ME部の協力を得ながら編集した。(編集者序文より)
1.循環補助装置作動時の麻酔科医の役割(金 徹)
2.循環補助装置作動時のMEの役割(鈴木健一)
3.循環補助装置
1.大動脈内バルーンパンピング
目的・目標(金 徹)
作動原理(鈴木健一)
操作方法(鈴木健一)
作動時の注意点(鈴木健一)
2.経皮的心肺補助/体外膜型肺
目的・目標(金 徹)
作動原理(鈴木健一)
操作方法(鈴木健一)
作動時の注意点(鈴木健一)
日本医大式ECMO system(鈴木健一・小林克也・青景聡之・竹田晋浩)
3.人工心肺
目的・目標(金 徹)
作動原理(鈴木健一)
操作方法(鈴木健一)
作動時の注意点(鈴木健一・鈴木 亮・金 徹)
4.ペースメーカ
目的・目標(堀江 格・宮内靖史)
作動原理(堀江 格・宮内靖史)
操作方法(鈴木健一)
作動時の注意点(鈴木健一)
5.適応と禁忌(鈴木健一・小林克也・青景聡之・金 徹・竹田晋浩)
4.モニタリング装置
1.心電図(本郷 卓)
2.動脈圧(河原裕泰)
3.経皮的動脈血酸素飽和度(佐藤千代)
4.経皮的動脈血ヘモグロビン濃度(杖下隆哉)
5.中心静脈血酸素飽和度(鈴木規仁)
6.肺動脈カテーテル(古市結富子)
7.経食道心エコー(小林克也)
8.Bispectral index(BIS)モニター(小泉有美馨)
5.麻酔科医とMEの連携(金 徹)
座談会