外鼻の再建
選択肢と考えかた


著者 小林誠一郎
ISBN 978-4-7719-0595-5
発行年 2024年
判型 A4
ページ数 176ページ
本体価格 17,500円(税抜き)
電子版 なし


再建のなかでも難しいとされる外鼻の再建…ですが、これほど多くの図点数で解説された本はこれまでありませんでした。
本書の特長は何と言っても、美しい術後結果と術式を詳細に示す著者作のシェーマです。
欠損の大きさに応じて、どのように再建の方針を立てたらよいのか、著者の長い経験で得られた知見をもとに、再建方法の選択肢とその考えかたが解説されています。読者が臨床で出遭う小欠損から大欠損まで、治療の端緒が得られることでしょう。

基礎知識
1 外鼻の構造
2 Aesthetic unitと外鼻の皮膚性状
3 顔面・外鼻のプロポーション
4 血管解剖と知覚神経
欠損の把握
5 Coverの欠損
6 Supportの欠損
7 Liningの欠損
8 Nasal platformの欠損,変形
再建法の選択
9 Cover
10 Support
11 Lining
12 Nasal platform
代表的な皮弁のデザインと挙上法
13 外側鼻動脈上鼻翼枝を血管柄とする島状皮弁
14 鼻唇溝皮弁
15 前額皮弁(paramedian forehesd flap)
16 鼻中隔粘軟骨膜弁
17 口輪筋粘膜弁
再建 小欠損
18 鼻翼部
19 鼻尖部
20 側壁,鼻背部
再建 中程度以上の欠損
21 Ling欠損が小さい場合
22 Ling欠損が外鼻の1/2~2/3程度の場合
23 全外鼻に及ぶ全層欠損
24 遊離皮弁による再建
25 二次修正