コンパス 顔面骨の整美と治療


著者 坂本好昭 編著
ISBN 978-4-7719-0599-3
発行年 2024年
判型 A4
ページ数 296ページ
本体価格 30,000円(税抜き)
電子版 なし


クラニオフェイシャルサージャリーと美容外科をつなぐ斯界初の本
全手技が、美しくわかりやすいイラストレーション(コマ送り)で説明され、「見えないところが見える!」 のが、本シリーズの最大の特長。ページをめくると内容はロールプレイングゲームテイストで展開されていきます…。

発行以来、大好評をいただいている『顔面骨骨折の治療』ベーシック編(2022年刊行)と対になりますが、アドバンス編では顔面骨骨折に留まらず “顔面骨そのもの” にアプローチする内容となっています。このため美容外科が含まれました。
第1章 複雑な骨折 / 第2章 顔面輪郭術(変形治癒から美容まで) / 第3章 先天異常 / 第4章 レジェンド対談集
今回のアドバンス編の新たな特長に、世界そして日本の形成外科の歴史が随所に、ちょっとずつ触れられることが挙げられます。歴史が動いたときの逸話や背景が語られるので、単なるHowTo本にはない、読み物としての奥行きも感じられます。過去と現在(未来への課題)が上手に編み込まれている、と言っていいでしょう。

《以下、編者 記す》
意外かもしれませんが、クラニオフェイシャルサージャリーと美容外科のシンクロ率は高く、「顔」を治療対象とし、体表からは見えない硬組織の形態を変えることで軟部組織を整えていきます。日々黙々と実践するクラニオフェイシャルサージャンで、かつ美容外科も行う気鋭の執筆陣に手技の極意を書いてもらいました。きっと何かが、明日の診療に役立つはずです。

第1章 複雑な骨折
第2章 顔面輪郭術(変形治癒から美容まで)
第3章 先天異常
第4章 レジェンド対談集