麻酔2024年5月号
麻酔科学会とその関連学会の現況と課題
公益社団法人日本麻酔科学会は2024年に70周年を迎える。それあたって、本特集では日本麻酔科学会およびその関連学会を取り上げた。それぞれの学会誕生の必要性や現在の状況(専門医制度等についてを含む)と将来への課題について述べていただいた。特に若い世代には、今後のサブスペシャリティを選択するうえでの参考になれば幸いである。
●巻頭言
定量的な麻酔のすすめ (重見研司) 297
●特集
麻酔科学会とその関連学会の現況と課題
緒言とまとめ(花岡一雄) 298
公益社団法人日本麻酔科学会―過去・現在を見直すことで未来を考える― (山蔭道明) 300
一般社団法人日本産科麻酔学会( 照井克生) 309
一般社団法人日本ペインクリニック学会―現況と課題― (飯田宏樹ほか) 316
日本臨床麻酔学会(森松博史) 322
日本老年麻酔学会―現況と展望―(山内正憲)ほか 325
日本静脈麻酔学会―現況と課題― (木山秀哉) 330
一般社団法人日本心臓血管麻酔学会(岡本浩嗣) 335
日本神経麻酔集中治療学会 (川口昌彦ほか) 339
一般社団法人日本区域麻酔学会―設立経緯ならびに現況と課題―(横山正尚) 343
●総 説
キネシン:麻酔科領域における今後のターゲット分子モーター(田口真也ほか) 348
●症例報告
抗うつ薬の内服中断により術後に悪性症候群を発症した乳房再建術の1 症例 (南川侑介ほか) 355
外国文献紹介 361
投稿規定 363