形成外科 2022年12月号
レジデントのための頭頸部・食道再建の基本


ISBN
発行年 2022年
判型 B5
ページ数 120ページ
本体価格 3,300円(税抜き)
電子版 あり
医書.jp<電子版>
M2Plus<電子版>

頭頸部・食道再建は,再建外科医の独擅場の世界であり,それを専門としていない形成外科医が指導者なしで手術を行うことはほとんどない。一方で,専攻医は広く形成外科を学ぶ必要があり,頭頸部・食道再建の基本も習得する必要がある。形成外科専門医を目指す専攻医が,術前~術後に行われる医療行為の意味を理解しながら学ぶための特集を企画した。

●随想
集団がカラフルであるということについて (高柳 進) 1363
●特集
レジデントのための頭頸部・食道再建の基本
企画にあたって (岡崎 睦) 1365
頭頸部再建の歴史と現状 (垣淵正男) 1367
頭頸部・消化管再建における切除・再建の基礎知識―他部位との再建の違い― (関堂 充) 1377
頭頸部・食道再建における術前処置と術後管理(久保盾貴) 1391
頭頸部・食道再建術後の皮弁モニター方法と血流障害が疑われた際の対処法 (高成啓介ほか) 1399
頭頸部・食道再建における縫合不全・瘻孔などの合併症に対する対応 (中川雅裕ほか) 1409
頭頸部再建における最近のトピックと将来への展望(石田勝大) 1418
●コラム:編集委員長コラム[第40回] (細川 亙) 1425
●連載:形成外科NEXT―次世代の本音―
「カッコいい」のすすめ (岡部圭介) 1426
●連載:教室だより北~南
No.96 倉敷中央病院 形成外科 (青木久尚) 1428
●連載:短編小説で綴る論文探訪 たんろんたん
皮弁変遷は癌治療の映し鏡:腹直筋皮弁による舌再建(寺尾保信,去川俊二) 1432
●症例
頭部多発皮膚腫瘍を呈したBrooke-Spiegler症候群が男性に発症した1例 (浅井凜太郎ほか) 1434
非典型的な病理組織像を呈した幼児上口唇に発生した若年性黄色肉芽腫の1例 (山田萌絵ほか) 1441
外陰部および左腋窩部に病変を認めた二重乳房外パジェット病の1例(浦川絵里子ほか) 1448
Myiasisを合併した巨大eccrine poromaの1例 (出嶋哲也ほか) 1454
◆外国文献抄訳 PRS Vol.149 No.4 (宮本慎平) 1459
投稿規定 1466
形成外科65 巻●総目次●キーワード索引●人名索引