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3①②③④建物の構造上,壁が低くて光が漏れそうな場合は遮光カーテン等を併用する。扉の近く目立つところに管理区域の標識,入室時の注意事項等を表示する。室内の光を反射する備品,鏡や掛け時計等,主として金属製品の配置位置を考慮し,照射時の反射を防ぐカバーの準備をする。6)携帯電話の室内での使用の禁止装置に影響を与えないようにする。レーザーが目に入ると網膜上で集光されるため著しく危険である。直接光だけでなく拡散反射光でも危険で,そのため患者の目を保護する必要がある。 具体的には脱毛部位によって保護メガネ,遮光ゴーグル,遮光アイパッチ,遮光コンタクト等を使用して目を保護する1)2)。特に顔面の脱毛では顔の大きさに合わない保護メガネや遮光ゴーグル等はズレによる光の漏れの可能性があるので,遮光アイパッチや遮光コンタクトの使用が望ましい(図1,2)。図1 患者の目の保護①遮光アイパッチ,②遮光コンタクト,③遮光ゴーグル,④遮光アイプロテクト図2 保護メガネ患者,施術者ともに使用可能である。レーザーの波長により選択する。4 レーザー治療の安全対策1612)レーザー管理区域外部との遮光3)誤った入室の回避4)レーザー装置のキーによる管理安全管理者を設置して管理する。5)反射光による目の障害の防止1)目の安全対策患者に対する安全対策

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